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お母様・お父様へ | ご協力戴きたいこと | キッズルーム


@    幼少期に強制的な歯科治療を受けた経験からくるトラウマ(心の傷)は、拒否・過敏といったマイナス方向の心理的反射を形成して、成人となった後も歯科治療を受け入れられなくなります。
 それは、口の中の病気の発見・治療に支障を来し、生涯にわたり健康に悪影響をもたらします。
 

A    本能的に厭なことを、練習を通して理性や知性を成長させ、自律的な健康管理意識を育てることは、心身の成長に大きく寄与します。
 私たちは単に虫歯を治すだけでは無く、お子さまが口の健康管理を通して、成長すること=療育と言う考え方を実践したいと考えています。
 

B    お子さまを連れてくる時間が無いので、無理矢理に押さえてでも良いから、さっさと虫歯の穴を埋めて欲しい・・と言う保護者の方が時々いらっしゃいますが、一番大切なも のは何でしょうか?
 虫歯や歯肉炎などのお口の病気は、お子さまの食生活・生活習慣が乱れたために起こる生活習慣病です。穴を埋めただけでは治りません。
 虫歯が出来たのは、お子さまの生活上の危険信号と捉えて、親と子が2人3脚で生活全体を見直す良い契機と考えてください。そのために私たちはお子さまと良く話し合い、病気の原因を探る為にもトレーニングの時間を持ちたいと考えています。
 

C    お子さまに人権があると考えていますか?
ご自分の子供だから、小さくて何も知らないから・分からないから、とご両親を含めて周りの大人がお子さまの意向を汲み取らずに、勝手に色々なことを決めていませんか?
 「今日は麻酔をして歯を削っても良いですか?」と大人の患者様に伺うように、私たちはお子さまに伺います。
 ご本人が納得されていれば「うん、いいよ!」とスムーズに治療が出来ますし、「何か 痛いことするの?」と不安があれば、説明をするところに戻ってから又許可を得る努力をします。大人も子供も自分のことを決定する同じ権利を持っていると考えるからです。
 




A    トレーニングで行う「脱感作」・・小さい刺激から大きい刺激に移行しながら刺激に慣れていく方法・・の一環として、ご自宅でお子さまのお口の中に触ってあげてください。
 確認磨きをするのも良いですし、小さなお子さまには指で歯茎のマッサージをしてあげる「ガムラビング」も有効です。そのとき動作に合わせて10カウント(1・2・3・ ・と声に出す)をすると口を開けている時間の目標になり、徐々にカウントを延ばすことで治療中の開口静止の訓練になります。
(正しいやり方を歯科衛生士から聞いてください)
 

B    脅す(治療が出来ないと怒るよ!)物で釣る(上手に出来たら**を買ってある)
叱咤激励(頑張れ!)はやめてください。
特に知られていないのが激励の「頑張れ!」がお子さまの心に与える影響です。
 お子さまはご両親が大好きですから、無意識のうちに期待に応えようと自分の力を越えた我慢をします。それは手や器械で押さえつける「抑制」と変わりません。
 言葉による「抑制」は精神に葛藤を生じさせ「厭だけど頑張って我慢する」ことで治療への嫌悪は増長するのです。
 「厭だけれど、治療の必要性が分かったので自分で努力しようと思う」と言う方向に向けていってください。脅す、物で釣る・・などは論外です。
 診療室へお子さまを送り出すときにときに「いってらっしゃ〜い!終わるまでここで、ずっと待っているからネ」等、安心できる言葉掛けをお願いします。
 

PS:
 小学校低学年以下のお子さまが診療している間は、待合室で待っていて下さい。どうしても待ち時間の有効利用をなさりたい場合は、お子さまに悟られないように外出し、治療終了前に必ず戻ってきてください。お母様お父様が控えて待っていてくれることは、お子さまにとって絶大な安心感なのです。終わったときに父母が居なかったことを知ると、次回から又居なくなるかもしれないという経験的な不安が生じ、待合室の方が気に なって自律的に治療を受けることの妨げになります。

 お子様を連れて来院される方の為に、キッズルームをご用意しています。
おもちゃやお子さま用の本もあります。カーペットなので、素足で遊ぶことも出来ます。

※ご利用を希望される方はお電話にて確認の上、ご予約下さい。
 生後3ヶ月〜2歳くらいまでのお子さまには、お母様の治療するサイドに、乳幼児用の保持式お座り椅子をご用意しております。お子さまのお顔を見ながら安心して治療を受けることが出来ます。